最近、モバイルバッテリーの発火事故が増えています。製品評価技術基盤機構(NITE)のまとめでは、2021年から2025年の5年間に起きたリチウムイオン電池搭載製品の事故2,140件のうち、モバイルバッテリーが最も多く、2025年は2021年の3倍以上になっています。私が使っていたモバイルバッテリーも膨張してきてしまい、そのまま置いておくのは怖いので捨ててきました。横浜市では、バッテリーの状態によって捨て方が違うので、その違いと、実際に持ち込んだときの様子を説明します。

この記事の情報は2026年9月12日時点のものです。収集のルールや事務所の受付時間は変わることがあるので、最新の内容は記事の末尾にある横浜市のページで確認してください。

膨らんでいるかどうかの見分け方

膨らんだモバイルバッテリー。平らだったはずの面が中央から盛り上がっている

買ったときは平らだった面が、中央から盛り上がっています。手に持っただけでは気づきにくいので、平らな机に置いてガタつくかどうかで確認してください。寄って見ると、盛り上がりの境目が弧を描いているのが分かります。

膨らんだ部分を拡大したところ。表面に弧を描く盛り上がりの境目が出ている

膨らんでいるのは、電池の中で異常が起きているサインなので、気づいた時点で使うのをやめてください。強い衝撃や圧力が加わると発火することがあるので、押したり、無理に分解したりしないでください。持ち込むまでは高温になる場所を避け、できればふた付きの金属製の容器に入れておくと、万一発火しても燃え広がりにくくなります。

膨らんでいる場合は、区の資源循環局事務所に持ち込みます

膨らんだり壊れたりしたバッテリーは、ごみの集積場所には出せません。収集車の中で潰されると発火する危険があるので、横浜市では、お住まいの区の資源循環局事務所に直接持ち込むことになっています。バッテリーの回収時間は月曜日から土曜日の9時から16時で、11時30分から13時30分は避けるよう案内されています。

持ち込みというと手続きが面倒に思えますが、実際はそうでもありません。私は青葉区の事務所に持っていきましたが、受付で渡すだけで、書類の記入もなく、何も聞かれずにその場で終わりました。これなら、もっと早く持っていけばよかったと思います。

  • 横浜市資源循環局 青葉事務所
  • 横浜市青葉区市ケ尾町2039番地1
  • 電話 045-975-0025
  • 事務所の受付時間 午前8時00分〜午後4時45分(日曜日・年末年始は休み)
  • 正面に駐車場があります

他の区の方は、横浜市の資源循環局事務所一覧からお住まいの区の事務所を確認してください。心配な方は、行く前に電話しておくと安心です。

なお、膨らんでいない場合は、「電池類」として出せます

2025年12月から、横浜市では膨らんでいないモバイルバッテリーなどの小型充電式電池を「電池類」として、集積場所に出せるようになりました。乾電池、ボタン電池、コイン電池も同じ扱いです。

出し方は、週2回の燃やすごみの日に、燃やすごみとは別の透明か半透明の袋に、電池類だけをまとめて出します。端子はテープで覆って絶縁してください。消費者庁も、絶縁テープを貼ると発火のリスクが下がると案内しています。残量があると発火しやすいので、できるだけ使い切ってから出します。

注意したいのは、収集日が同じになっただけで、燃やすごみの袋に一緒に入れてはいけない点です。収集車やリサイクル工場で発火する事例が増えていると、横浜市も注意を呼びかけています。手持ち扇風機や携帯ゲーム機、コードレス掃除機など、バッテリーが取り外せない小型家電は、モバイルバッテリーとはさらに別の袋にします。膨らんだものや破損したもの、ポータブル電源は、この収集には出せません。

捨て方が分からず、膨らんだまま引き出しに入れている方は多いと思います。発火の危険があるものなので、早めに持ち込むことをおすすめします。

参考(行政の情報)